29.アドラー心理学の自分の 「居場所」 は、考え方しだい

29.アドラー心理学の自分の 「居場所」 は、考え方しだい

アドラー心理学によれば、人間の悩みは、すべて対人関係から発生します。
その悩みを解決するために、出発点となるのは 「課題の分離」 でした。
ゴールはどこにあるのでしょうか。
それは、 「共同体感覚」 なのだそうです。

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「共同体感覚 (social interest / 社会への関心) 」 については、次のように述べられています。
他者を仲間と見なし、そこに 「自分の居場所がある」 と感じられる こと。
ただし、その共同体とは、小さな集団のことではなく・・・
家庭や学校、職場、地域社会だけでなく、国家や人類、過去から未来、宇宙全体、動物や無生物をも含みます。

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たとえば、私たちは、日本という国に住んでいます。
しかし、もし、他の貧しい国に生まれていたとしたら ・・・
もし、同じ日本でも、1000年前に生まれていたとしたら ・・・
ものすごく不便な生活を、強いられたのではないでしょうか。

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この時代の、この国に、生まれてきたからこそ、私たちは、大きな恩恵を受けることができます。
しかも、この環境を手に入れるために、何ひとつ努力した訳ではありません。
私たちの現在の生活は、 見ず知らずの、無数の先人が築き上げた、過去の蓄積があったおかげ で、成り立っています。
幸運にも、その上に生きる権利を与えられた ・・・ というのが、真相ではないでしょうか。

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このように考えると、もし、天涯孤独であったとしても、過去の先人たちと、つながっていることがわかります。
「共同体」 の範囲を、拡げていくと、さらに地球や宇宙とのつながりも、想像することができます。
だから、 社会に存在する以上、誰一人として、孤独な人はいない はずです。
孤独感とは、自分の心の中の問題ですから、 「自分の課題」 として、コントロールできるものです。

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もし、自分も共同体の一員であり、先人のおかげで今があると自覚したら、次の世代のための貢献を考えるべきです。
家族の一員だったら、自宅の掃除くらいしよう・・・というのと、同じ次元で、 「社会に何が貢献できるのか」 を考えてみる。
これが、アドラーのいう 「共同体感覚」 ではないかと、私は理解しています。
もし、 関わる人やモノ、すべてに貢献の気持ちを持つ人は、世界中いたるところに、居場所が見つかる のではないでしょうか。

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