78.アドラー心理学・あの人の真似をしないこと  

8.アドラー心理学・あの人の真似をしないこと

アドラー心理学は、 「生まれ変わることを、可能にする心理学」 、おもな進め方は、以下のとおりです。
① 「原因論」 から 「目的論」 に変更し、今の自分に責任を持ち、人生に対して、主体性を取り戻す
② 「課題の分離」 によって、他人の課題を切り離し、自分の課題に全力で取り組む
③ 「共同体感覚」 によって、自分の居場所を確保し、 「貢献感」 によって、幸福感を得る

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私は、ここに、ドラッカーの主張も、採り入れています。
それは、 「能力の向上」。
能力を高めれば、より多くの人、より難しい問題を、抱えた人に対して、貢献できる ようになります。
これによって、さらに貢献感を強固なものとするとともに、人生そのものを、充実させることが、できるからです。

このような生き方を進めるために、欠かせないのが 「目標」 です。
目標とは、本来、 「理想の自分」 であるべきです。
しかし、 他人と自分を比較する、習慣を持つ人は、目標を 「他人」 、しかも、身近な他人にしがち です。
これは、以前、お話したように、不健全な劣等感を抱く、原因の1つにもなります。

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「理想の自分」 がない状態で、身近な他人を、目標にしてしまうと、さらに、よくないことがあります。
それは、その人のすべてを、真似てしまう点にあります。
どんなに素晴らしい相手であっても、必ず、長所と短所があるものです。
最悪、他人の短所まで、真似て、さらに、自分の長所を失う 、結果になります。

アドラー心理学とは、自分の人生に対して、強烈な、主体性、積極性、責任感を、取り戻す ためのものです。
だから、必ず、 「自分で考えること」 が、求められます。
安易に、誰かの真似をするのは、アドラー心理学と、正反対の生き方を、目指すことになる、のではないでしょうか。
根本的な部分において、アドラー心理学を、誤解している可能性があります。

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「どんな能力を、どのように高めるべきか」 は、生き方と同じように、人それぞれ異なります。
これらの課題に対して、自分自身の頭を使って、真剣に取り組む。
おかげで、大変な思いを、させられることもありますが、そのプロセスそのものに、実は、重要な役割 があります。
この点を理解すれば、失敗に対しても、大きな価値を、見出せるのではないでしょうか。

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