55.アドラーの企業経営に生かす (微妙な違いを見分ける)  

55.アドラーの企業経営に生かす (微妙な違いを見分ける)

以前、お話ししましたが、世の中には、 「完全な白」 もなければ、 「完全な黒」 もありません。
あるのは、グレーのみ。
ただし、限りなく 「白」 に近いグレーから、限りなく 「黒」 に近いグレーまで、あります。
どのグレーかを、見分けて、適切に対応するのが、知恵の発揮しどころ です。

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人で言えば、99%以上が、 「普通人」 です。
特別な才能など、持ち合わせていません。
しかし、 ひと言で 「普通人」 と言っても、全員が微妙に違う ものです。
人格、好み、外見、好み、健康、環境、生立など、すべて同じ人など、いないものです。

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この視点を、ビジネスに応用してみましょう。
大半の企業は、仕事の面で、同業他社と比べ、大きな違いなどありません。
それでも、成果の点において、大きな差がつくのは、なぜでしょうか。
それは、 微妙な違いを見分けて、適切に対応できているかどうか、 その積み重ねによります。

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たとえば、コミュニケーションは、おおむね、明るい話し方をした方が、よいものです。
しかし、自分を元気づけるため、または、自己アピールのために、大声を張り上げているような店員も、見受けられます。
元気がよすぎると、かえって、他の人の元気を、くじいてしまいます。
自分の声質などを自覚して、相手や状況によって、ほどよい大きさで、話さなければいけません。

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また、話は、簡潔にしないと、聞く方も大変 です。
さらに、1つの要件に対して、言葉数が多すぎると、限られた時間内に、多くの要件を伝えられなくなります。
だから、相手や状況によって、的確な言葉を選び、話す順序を考え、相手が短時間で理解できるように、工夫する必要があります。
会話一つをとっても、相手や状況によって、微妙な違いが求められます。

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ビジネスは、極端なことをしなくても、微妙な違いを見分け、適切に対応していけば、安定した業績が望めます。
まずは、平凡なものの中に、微妙な違いを見出す能力を、高めたいものです。
逆に、 「特別であろうとする人 (才能的には普通人) 」 は、極端なものだけに、価値があると信じています。
普通のものを馬鹿にし、 微妙な違いを理解しないため、目の前にある無数のチャンスを、逃している のではないでしょうか。

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