64.アドラー「偶然の成功」 に恵まれたら、ひたすら成長を目指す 

64.アドラー「偶然の成功」 に恵まれたら、ひたすら成長を目指す

前回、過去を塗り替える方法を、2つご紹介しました。
1つ目は、 「成功による方法」 、2つ目は「成長による方法」。
これらによれば、 過去のマイナスの記憶を、プラスの記憶に、変えることができる のではないでしょうか。
ただし、 「成功による方法」 には、注意点があります。

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よく言われることですが、失敗には、必ず原因があります。
しかし、 成功には、必ずしも原因があるとは限らず、偶然の成功も、少なくありません。
私自身も、税理士試験に挑戦した1年目は、半年前から勉強を始めたにもかかわらず、運だけで1科目、合格しました。
ここで反省しなかったおかげで、2年目は、大敗という結果を招きました。

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偶然の成功、言い換えれば、根拠のない成功は、 「成長」 を伴いません。
さらに、成長を伴わなければ、成功を持続させることが、できません。
だから、 偶然の成功に恵まれたら、本当の自分が、見かけの自分に、追いつくように、懸命に成長する 必要があります。
これまでの自分と格闘して、自分の奥底にある価値観を、改善しなければいけません。

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成長とは、よい方向へ、自分を変えることです。
自分を変えることには、人間誰しも、強い抵抗を伴うものです。
この抵抗を、乗り越えるためには、 謙虚になって、ありのままの自分と、向き合わなければいけません。
さらに、 「過去ではなく、未来を生きるために、今の自分を変えるんだ」 という、強い意志を、持つべきでしょう。

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反対に、偶然の成功だったにもかかわらず、「自分は偉い」 と思いこむ人がいます。
謙虚な心とは、逆の方向へ進む訳です。
すると、過去のマイナスの記憶も、すべて、他人が悪かったことになるかもしれません。
ありのままの自分の悪い部分から、目を背けてしまうため、成長とは、逆の方向へ進みます。

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また、マイナスの過去に囚われないように、記憶を消し去ろうとする人もいます。
天災や病気、事故などは、仕方がないとしても、重要な人間関係によるものだけは、放置しないようにしたいものです。
なぜなら、 自分の中で決着させておかないと、心のどこかに、弱さを隠し持つ ことになるからです。
「自分も悪いところがあった、これは自分が乗り越えるべき課題だ」 と、考えられれば、前向きに、取り組めるはずです。

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