33.アドラーは行き詰まったら、広い世界に目を向ける  

33.アドラーは行き詰まったら、広い世界に目を向ける

私たちは、日常、何らかの共同体に属しています。
学生なら学校、社会人なら職場、その他、誰もが、家庭や地域社会、地方自治体、国家、世界、宇宙など。
この本には、「共同体」 の中の人間関係で、行き詰まった場合、どのように考えるべきか が、紹介されています。
学校や職場の人間関係などで、行き詰まりを感じている人には、ぜひ、読んでいただきたいものです。

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たとえば、職場でトラブルが起きたとき・・・
職場こそがすべてだと思っていると、自分の居場所を見失い 、精神的に追いつめられてしまいます。
ここで、家庭や自室など、さらに狭い共同体へ逃げ込んでは、いけません。
ますます、行き場を失うからです。

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このようなケースでは、反対に、 「より大きな共同体の声を聞け」 というのが、原則なのだそうです。
つまり、 より大きな共同体の人に相談したり、より大きな共同体の常識で、考えてみる ことです。
たとえば、職場の人間関係に悩みがあれば、もっと広い社会で生きている人に、相談してみましょう。
また、日頃から、1つの共同体に固執せず、様々な人たちと、幅広く、交流を持てば、どろどろした人間関係そのものに、縁がうすくなります。

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実は、大きな共同体を意識して、生きていた方が、人生は、楽に、うまくいくものです。
2001年~2006年まで、内閣総理大臣を務めた、小泉純一郎さんを例に説明しましょう。
他の総理大臣は、1、2年しか、もたなかったのに、なぜ小泉さんだけが、5年以上、続いたのでしょうか。
それは、他の議員が、所属政党を共同体としていたのに対して、小泉さんは、国民を共同体 としていたからではないでしょうか。

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だからこそ、 「○○党をぶっこわす」 と言いながらも、総理大臣を、続けられたのだと思います。
逆に、 小さな共同体にしがみついて、狭い常識にとらわれていると、つまらない人生で終わります。
私が、 「個人」 よりも 「社会」 を意識するのは、そのためです。
だから、閉鎖的な組織や、因習的な集まり、馴れ合いの人間関係には、なるべく、関わらないようにしています。

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この本には、次のような言葉で、表現されています。
ひとたび世界の大きさを知ってしまえば、自分が学校に感じていた苦しみが、 「コップの中の嵐」 だったことがわかる。
大きな共同体から、理解を得られれば、小さな共同体で、嫌われても、影響はほとんどありません。
一度、このような生き方を知ってしまうと、小さな共同体に固執する生き方には、二度と戻りたくなくなるでしょう。

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