20.アドラーは「不機嫌な人は放置する」を提言しています

20.アドラーは「不機嫌な人は放置する」を提言しています

不機嫌な顔をすれば、必ず誰かが気をつかってくれる。
このような習慣を持つ人たちは、周囲に甘えています。
感情の問題は、自分自身で解決すべき課題 だからです。
それにもかかわらず、他人の手をわずらわせるのは、 「課題の分離」 ができていないからでしょう。

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また、反対に、不機嫌な人を見ると、動揺する人たちがいます。
「自分が原因ではないか」 とか、 「自分が機嫌を取らなくては」 と、ついつい考えてしまう人たちのことです。
しかし、相手の感情は、相手自身が解決すべき課題 なので、気に病む必要など一切ありません。
それでも放置できないのは、 「課題の分離」 ができていないからでしょう。

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これら 「課題の分離」 ができていない人同士で、親密な人間関係を築く ことがあります。
自分の課題を放棄する人と、他人の課題に関わりたがる人。
利用することを好む人と、利用されることを好む人。
行き過ぎれば、加害者と被害者など。

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しかし、時間の経過とともに、この力関係が逆転することもあります。
感情問題を自分で解決できない人は、機嫌を取ってくれる相手を必要とします。
それが習慣化すると、相手がいなければ、感情をコントロールできなくなります。
やがて、 機嫌を取らされていた側が、逆に主導権を握ってしまう こともあります。

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裏を返せば、 立場を越えて、必要以上に世話を焼いてくる相手がいたら、警戒すべきでしょう。
褒めちぎったり、ヨイショしてくる相手も、同じです。
その中には、依存させて、支配することが目的で、近づいてくる者も、少なからずいるからです。
他人に操作されたくなければ、自分の機嫌は、自分で取らなくてはいけません。

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人間関係は、両者の合意によって成立します。
何れか一方が、 「課題の分離」 を進めると、前述のような人間関係は成立しなくなります。
自分さえしっかりしていれば、実現可能ですから、難しく考える必要はありません。
せめて、自分だけでも、 「課題の分離」 を、急げばよいのです。

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