65.アドラー「過去に一番、輝いていた自分」 に、戻ろうとしないこと 

65.アドラー「過去に一番、輝いていた自分」 に、戻ろうとしないこと

もし、成功に恵まれたとしても、それに見合う成長が伴わなければ、成功は長続きしません。
逆に、成功したことによって、浪費などの悪い習慣が身につき、天国から地獄へ墜ちる人もいます。
だから、最初から、 「成功」ではなく、 「成長」 を目指すべきでしょう。
遠回りのように見えて、実は着実に進む ことができます。

スポンサーリンク

それでは 「マイナスの過去に囚われる話」 に、戻りましょう。
その過去が、もし、10代の出来事だったとすると、10代の未熟な自分だからこそ、マイナスに感じたのかもしれません。
今の自分が、タイムマシンに乗って、10代に戻り、同じ経験をしたら、マイナスに感じるでしょうか。
もし、まったく同じように感じるとしたら、それは、成長していないということです。

スポンサーリンク

同じことが、プラスの過去についても、言えます。
昔、よかったと感じたことを、年齢を経てから、もう一度やってみましょう。
もし、成長していれば、たいてい、がっかりするものです。
昔は、どうして、こんなことで喜べたのかと、不思議に思う ことさえあるでしょう。

スポンサーリンク

成長が止まって、やがて、人生が下り坂に差し掛かると、過去に一番、輝いていた時代の自分に、戻ろうとする人 もいます。
たとえば、昔の友人などと、日常的な付き合いを始めるなど。
昔の友人は、自分が輝いていた時代を、知っていますから、尊重してくれるかもしれません。
また、現在は利害関係もないので、気楽につき合えますが、一方で、お互いの成長など見込めないものです。

スポンサーリンク

よく考えてみると、 過去に一番、輝いていた時代は、その年齢、その時代だったからこそ、輝いていた 訳です。
しかし、時代も、環境も、立場も、年齢も、状況も、その後、変わり果てました。
だから、過去の自分に戻ったとしても、今、輝く可能性など、皆無に近いと言えます。
むしろ、過去の自分と訣別して、新たな方向性を、模索すべきではないでしょうか。

スポンサーリンク

プラスの過去も、マイナスの過去も、同じ過去、囚われると、前進できなくなります。
その状態から脱するためには 「自分を成長させる方法」 があります。
成長したと感じられたら、記憶をたどって、過去へ旅立ってみることです。
そこで、 「過去の自分が、その出来事に残した意味づけを、成長した自分が、書き換える」、この作業を、繰り返すべきでしょう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク