72.アドラー心理学・社会が変わったのに、家庭教育は昔のまま

72.アドラー心理学・社会が変わったのに、家庭教育は昔のまま

嫌われる勇気とは・・・
「自分がどう思われているのか」 に、囚われず、生きていこう、というものです。
通常、子供は、「自分がどう思われているのか」 に、囚われています。
なぜなら、自力で生きることができず、大人に見捨てられたら、人生が終わってしまうからです。

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「自分がどう思われているのか」 に、囚われてしまう。
その根底には、自己への執着や、自己中心性があると、この本には、書かれていました。
だから、子供とは、自己中心的で、自己愛に満ちた存在と、言えます。
西洋には、この不完全な存在を、教育によって、厳しく正そう、という思想が、あるそうです。

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ところが、日本では、子供を、 「純粋無垢な存在」 として、扱います。
天使のような存在として、かわいがり、最近は、成人を過ぎても、甘やかします。
なぜ、このような違いが出てしまうのでしょうか。
加瀬英明著 「ユダヤ人の知恵」 に、興味深い内容が書かれていました。

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日本が、母性社会であるのに対して、西洋は、父性社会です。
また、日本で最高の神と言えば、天照大御神 (女性) ですが、西洋では、イエス・キリストなど、男性です。
世界で、驚異的に活躍する、ユダヤ人の場合、 教育は父親、育児と家事は母親が、担当する そうです。
さらに、母性教育と、父性教育の違いについて、次のように書かれています。

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母親は子供が賢くても愚かであっても、区別することなく愛情をそそぐ。
父親は子供を客観的に見て判断を下し、欠けていると思われる部分を厳しく要求する。
そして 自分の手で運命を切り開いてゆけるだけの実力を備えさせる。
こうして成長した人間は、親に対しても会社に対しても、甘えることがない。

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日本社会は、西欧化が進んでいます。
「嫌われる勇気」 が、ベストセラーになった理由は、社会が求めていたから、なのかもしれません。
社会が変わったのに、家庭教育は昔のまま ・・・ これが、多くの若者を苦しめている 原因の1つかもしれません。
私は、母の手に負えず、父と長く時間を過ごしたせいか、 「自分がどう思われているのか」 など、あまり、気にしませんでした。

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