24.アドラーは本能・感情・理性を使いこなせといいます

24.アドラーは本能・感情・理性を使いこなせといいます

野生に生きる動物たちは、 「本能」 に従って、生きています。
外敵から身を守る、獲物をとらえる、子孫を残す、これらすべてが生死に関わることです。
だから、 本能をとぎすませ、それに忠実に従うのが、正しい生き方 と言えます。
正しいという以前に、他に、選択の余地がないのかもしれませんが。

スポンサーリンク

ところが、人間には、高等な頭脳が備わっています。
おかげで、「本能」 のほかに、 「感情」 や 「理性」 とも、うまく付き合って いかなければいけません。
もし、人間として、幸せに生きたければ、これら3つをコントロールする必要があります。
人生に行き詰まりを感じたら、何れかに偏っていないか、チェックされるとよいでしょう。

スポンサーリンク

本能に話を戻すと、人間にとって 「3大欲求」 と呼ばれるものには、食欲、睡眠欲、性欲があります。
もし、これらの欲求を野放しにしたら、どのような悪影響が考えられるでしょうか。
健康を害したり、怠惰な生活を送ったり、犯罪を犯してしまうこともあるでしょう。
だから、 人間は、本能に流されるような生き方を避けるため、細心の注意 を払わなければいけません。

スポンサーリンク

さて、アドラーは、 他人に嫌われたくないという思いは、人間にとって、本能的、衝動的な欲望 だ。
本能的、衝動的な欲望のおもむくままに生きるのは、坂道を転がる石のように生きるのと同じ。
このような生き方は、欲望や衝動の奴隷であって、自由な生き方ではない。
本当の自由とは、転がる自分を下から押し上げていくような態度だと、述べています。

スポンサーリンク

つまり、「他人に嫌われたくない」 という思いは、食欲、睡眠欲、性欲と、本質的に同じ ものだということです。
となると、その思いに強く囚われている人は、本能に流されて、生きていることになります。
おかげで 「理性」 の働きが鈍く、善悪の判断に疎いかもしれません。
また 「感情」 の働きが鈍く、関係のない人に対して、冷淡かもしれません。

スポンサーリンク

本能に流されなくなったとき、人は自由な感覚を取り戻し、自分に対する無力さから、解放される のではないでしょうか。
人生にとって、主人は、あくまで自分であり、 「本能」 「感情」 「理性」 は、手足と同じ道具です。
人生を豊かにするためには、これらの道具を、うまく働かせたり、たまには休憩させなければいけません。
私は、難しく考えずに、バランスの維持だけを心掛けています。

スポンサーリンク

スポンサーリンク