坂本龍馬は当時としてはどれくらいの立場の人間だったのか?

坂本龍馬は外国資本の手先となってクーデターを支援した悪党です。現代なら外患誘致罪で死刑になってもおかしくない人物ではないかと思う。

そのクーデターが成功してしまったから英雄扱いとなってしまいましたが、実際は外国に日本国を売ろうとした売国奴者なのです。

これは現在でもアメリカが盛んに使う手口と同じです。対象国の反政府組織を支援して債務を負わせることで、その反政府組織がクーデターに成功し政府になったらば、債務奴隷すなわち傀儡政府にするわけです。全くえげつない植民地支配の方法がアメリカでよく使う手なわけです。

今のウクライナ戦争をみてもそれが良く分かります。「アラブの春」で民主化という名称のクーデターが発生し転覆した国々もみんなそうです。

この、今ではアメリカのお家芸となった、他国の反政府勢力を支援して国家を転覆させ、その後傀儡国家としてその国を収奪し続けるという悪どい植民地支配メソッドの元祖は、実はイギリスだったことは良く知られた事実でもあります。

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要するに、そうやって転覆させられたのが徳川幕府という当時の日本政府だったのです

アヘン戦争によって清の植民地化に成功したイギリスが、次に目をつけたのが日本だったと言われております。

実はアヘン戦争とは「ジャーディン・マセソン商会」というイギリスの政商がアヘン貿易でボロ儲けするために起こした戦争だということは良く知られた事実です。

イギリス政府はこのジャーディン・マセソン商会のアヘンマネーによるロビーによって操られ、清国に派兵し、清国を植民地化したのです。

このジャーディン・マセソン商会が次のターゲットにしたのが日本だったのです。

イギリスはとにかく世界制覇を試みてやまない国だったのです。

当時の日本政府すなわち江戸幕府は鎖国政策を採っておりました。

開国後も厳格な貿易統制を行っていたのでジャーディン・マセソン商会は、

日本にアヘンを売ることができなかったのです。

ところが、中国で味を占めたので、日本を食い物にしたかった

ジャーディン・マセソン商会にとっては、思い通りにならない

徳川政権は目の上のたんこぶだったというわけです。

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そんな最中に、イギリスと薩摩藩の間に薩英戦争が発生したわけです。

イギリス軍は九州の地方領主にすぎない島津軍を、アヘン戦争で

清国軍を蹴散らしたように、鎧袖一触で叩きのめし

植民地化するつもりだったのです。

ところが島津軍も必死で戦いに挑んでいたので恐ろしく強かったのです。

当時、島津軍の装備は火縄銃や弓等の旧式の兵器でしかなく、

最新式のアームストロング砲を装備していたイギリス東洋艦隊との

戦力差は歴然としていました。

実際、鹿児島の城下町はイギリス軍の砲撃により1割が焼失するという

甚大な被害を受けております。

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その一方、イギリス東洋艦隊も薩摩兵の猛攻により多数の戦死者を出し、

軍艦も大破するなどかなりの被害を受けて戦争は終結することになります。

この薩英戦争でイギリスは、アヘン戦争の時と同じやり方で

日本を植民地にするのは無理だということを悟ったのです。

ここでイギリスとジャーディン・マセソン商会は大胆にやり方を

転換する作戦に出たのです。

イギリスは、武力で徳川幕府を屈伏させるのを諦めるのです。

しかし、日本の反政府勢力(倒幕勢力)を支援して、クーデターを

発生させて幕府を倒し、新政府を傀儡にして日本を支配するという

新しい考えに切り替えて対応したわけです。

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ジャーディン・マセソン商会はグラバー商会などの関連会社を駆使して、

倒幕勢力に武器をじゃんじゃん売りつける作戦に出たのです。

売りつけたと言っても薩摩や長州にそんなお金は当時まったくありません。

全部ローンで支払いをする約束を交わした尾です。

要するに、幕府を倒したら新政府でお金を返済してくださいと言う事です。

(ジェームス・マセソン)

倒幕後も明治政府はイギリスに対して借金をし続けます。

幕府がフランスから借りた金をイギリスから借りて返したりもしました。

年利9%という暴利で借りた金で鉄道を建設したりしています。

まさに日本は借金漬けの国だったわけです。

これぞ「債務の罠」というやつです。中国がいま世界で盛んに使ってる手法です。

このあと日本は第一次世界大戦までイギリスの飼い犬国家となっていくわけです。

さて、話を本題に戻します。

上述のジャーディン・マセソン商会が薩摩や長州に大量の武器を売りつけた際に

両者を仲介したのが『坂本龍馬』です。

彼は犬猿の仲だった薩摩と長州の仲を取り持ち、ジャーディン・マセソン商会の

エージェントとして大活躍することになります。

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坂本龍馬の仲介によって、ジャーディン・マセソン商会は

アメリカ南北戦争が終わって粗大ごみになっていた

アメリカの兵器を安く買いたたき、それを薩摩や長州に高値で

売りさばく商売を始めたのです。

ちなみにジャーディン・マセソン商会は幕府側にも

アームストロング砲を売りつけています。

何とも悪どいに商売をするイギリスだったわけです。

要らなくなった古い兵器を支援と言って高値で売りつけて

大儲けするアメリカ商法の元祖は、ジャーディン・マセソン商会と

坂本龍馬だったというわけです。

このように坂本龍馬は、イギリスとジャーディン・マセソン商会の

策略に関与することで、結果的に徳川政権をクーデターで倒し、

イギリスの傀儡政権である明治政府を樹立させたキーパーソンと言うわけです。

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坂本は薩長に武器を売った武器商人であるのみならず、

イギリスに国を売った売国奴と言っても過言ではない若者だったのです。

なので、もし坂本がいなければ江戸幕府は継続していたと思われます。

そうすれば、日清日露戦争も起きず、日本は第一次世界大戦にも参戦せず、

大陸に進出することもなかったのです。

そして、真珠湾攻撃もせず、原爆を落とされることもなかったかもしれません。

坂本龍馬がいなければ、こんにちの日本がアメリカの属国になることも

なかったかもしれません。

ちなみにジャーディン・マセソン商会は現在も香港を牛耳っています。

もし薩英戦争の時の島津兵が弱かったら、今の鹿児島市は

香港のようになっていたことは明白なのです。

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