42.アドラー心理学・企業経営に生かす (衰退業界からの脱出)

42.アドラー心理学・企業経営に生かす (衰退業界からの脱出)

マネジメントの父と呼ばれた、ドラッカーの経営理論は、非常に役立っています。
まず、衝撃を受けたのが、 「事業の目的は、顧客の創造」 。
当社の行っていることが、事業に当たるかどうかを決めるのは、顧客 であること。
もし、利益を事業目的にすると、経営者、従業員、顧客などの間で、利害の対立が、生まれることが、指摘されています。

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それでは、 「顧客の創造」 を、実現させるためには、どのような方法があるのでしょうか。
それは、マーケティングと、イノベーションです。
マーケティングとは、販売をしなくても、売れる仕組みをつくる ことです。
手法としては、カテゴリーを小さく絞っていき、そこで1位を目指すような戦略もあります。

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マーケティングの対象となるのは、既存の市場にいる顧客 になります。
成功率は、イノベーションより、はるかに高いのですが、市場そのものが縮小すると、意味がなくなります。
マーケティングでは、同業他社との、競争に勝つことを、目標にします。
これは、アドラー心理学とは、正反対の思考法ではないでしょうか。

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もう1つは、イノベーション。
これは、既存の事業に、異なる業種の要素を採り入れたり、既存の事業の一部を削って、異なるカテゴリーを創り出します。
新たに、対象となるのは、既存の市場の外にいる人たち、つまり、ノン・カスタマー。
ただし、成功する確率は、非常に、低いものです。

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現在は、多くの業界で、成熟化が進み、さらに衰退して、消滅寸前の業界も、少なくありません。
その中で、 マーケティング戦略によって、縮小したパイを、同業他社と奪い合っても、消耗の割に、成果があがりません。
かつて、乱立したガソリンスタンドも、値引き合戦と、過剰サービスが災いして、衰退時期を、早めました。
このような業界の経営者は、転業を決意するか、イノベーションによって、新たなカテゴリーを生み出さなければいけません。

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イノベーションを実現させるためには、同業他社に囚われない発想が、求められます。
ドラッカーが主張するとおり、「他社より優れている」 ではなく、 「他社とは違う」 です。
そのためには、「他人と比較しない」 「対人関係に上下をつけない」 「他人の評価を求めない」 などの習慣化が、必要になります。
私は、アドラー心理学を深めて、自分自身の中に、新たな思考回路を、発見したいと、考えています。

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