73.アドラー心理学・「好き嫌い」 を越える価値観とは?! 

73.アドラー心理学・「好き嫌い」 を越える価値観とは?!

「嫌われたくない」 という気持ちの背景には、 「好き嫌い」 という価値観があります。
未成年期は、この 「好き嫌い」 に囚われがちですが、社会に出ると、次第に、囚われなくなります。
なぜなら、 「好き嫌い」 を越える価値観を、発見する からです。
ただし、これは、1960年生まれの、私と同世代の日本人だけの、話かもしれません。

スポンサーリンク

前回、お話しした、加瀬英明著 「ユダヤ人の知恵」 によれば・・・
ユダヤ人社会では、男子は、 13歳になると、大人の仲間入りをし、一人の人間としての責任を自覚する。
このようなことが求められるそうです。
13歳というと、中学1年生ですから、今の日本人の感覚から言うと、あまりに早すぎます。

スポンサーリンク

しかし、日本でも、戦国時代まで、遡ると、異なるようです。
武田家の事績や軍法を記した、 「甲陽軍艦」 には、次のような内容が、書かれているそうです。
「幼い子供が誤って友人を殺しても、罪に問わないが、13歳以上の者は、罪を免れない」。
つまり、 日本でも、かつては 「13歳以上の者は大人」 と、見なされた ようです。

スポンサーリンク

なぜ、かつては、13歳以上を、大人と見なしたのでしょうか。
それは、 貧しかったため、早い時期に、自立することが、求められたから でしょう。
生活費を稼ぐため、家族を養うためには、 「好き嫌い」 など、大した問題ではありません。
時には、嫌われても、貫くべきものが、求められます。

スポンサーリンク

最近、 30歳を過ぎても、 「好き嫌い」 を越える価値観へ、移行できない人が、増えた と感じます。
それは、日本が豊かになり、若者の自立が、遅れるようになったことが、原因の1つかもしれません。
豊かな国に住んでいれば、一所懸命、働かなくても、食べていくことができます。
よほど自覚しなければ、成長あるいは、成熟を目指さなくてもよいと、考えるようになりがちです。

スポンサーリンク

「好き嫌い」 に囚われなくなるためには、それを越える価値観を発見することです。
アドラー心理学には、そのためのヒントや、考え方が、記されています。
私は、 「嫌われる勇気」 を読んで、自らが抱える悩みを特定した人は、高い確率で、新たな価値観を見出す と、考えています。
だから、希望を持って、取り組んでいただきたいものです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク