79.アドラー心理学:他者貢献への取り組み方 

79.アドラー心理学:他者貢献への取り組み方 

「社会貢献」 や 「他者貢献」 を、実践するコツは、難しく考えすぎない ことです。
たとえば、自分が、小さな中華料理店の、店主だったとします。
もちろん、無名の存在で、しかも、料理の腕も、特に優れている訳ではありません。
一方、世の中には、 「中華の達人」 と、呼ばれる人たちもいます。

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ここで、 「自分のような者が、他者への貢献など、できる訳がない」 と、考えると、人生は、さらによくない方向へ進みます。
なぜなら、仕事の目的が、 「生活費を稼ぐため」  だけになる、可能性が高いからです。
お金のために、自分を曲げ、頭を下げ続けているうちに、卑屈な人間になってしまう かもしれません。
仕事に対して、喜びを感じることもなく、心貧しい人生の、終着駅を待つばかり、になってしまうのではないでしょうか。

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しかし、考え方を転換すれば、貢献感を高め、人生を豊かにすることもできます。
さらに、それが、業績改善につながる可能性も、出てくるのではないでしょうか。
ポイントは、以前、お話しした、 「今ここで、できること」 です。
まずは、 現在、来店してくれているお客様を、大切にしましょう。

料理そのものの改善も、大切ですが、多くのお客様は、微妙な味の違いなど、わからないものです。
しかし、 「自分が客として、尊重されているかどうか」 については、敏感 なのではないでしょうか。
だから、料理は同じでも、笑顔を絶やさない、礼儀をわきまえる、お客様1人1人の事情や、好みを覚える、など。
これらのために、特別な才能など必要なく、しかも、1円も遣わずに、実践することができます。

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さらに、深く、考えると・・・
「中華の達人」 が、近所のお客様に、料理を提供することなど、ありえるのでしょうか。
近所のお客様に、料理を通じて、日常的に、貢献できるのは、自分と、周囲の店に限られています。
つまり、 私が、私であるからこそ、このようなチャンスに恵まれている 訳です。

現在の環境において、まずは 「どんな貢献ができるのか」 、すなわち 「どんなチャンスに恵まれているのか」 について、考えてみる こと。
そうすれば、世の中、至るところに、貢献のチャンスを、見出すことができます。
その貢献によって、他者が幸福感を得るかどうかは、他者の課題ですが、自分自身は、幸福感を高めることができます。
さらに、能力の向上に努めれば、人生の歯車は、よりよい方向へ、回転し始めるのではないでしょうか。



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