23.アドラーは「自分の道」 は、自分で決めろと教えています 

23.アドラーは「自分の道」 は、自分で決めろと教えています

「課題の分離」 の有無によって、人は、2つの生き方のうち、何れかを選択することができます。
1つ目は、 「自由ではあるが、厳しい生き方」 。
この生き方を選ぶ人は、 「課題の分離」 ができているため、自分が進むべき道は、必ず、自分で決めます。
それによって、 「悩み」 と 「自由」 を、同時に、手に入れることができます。

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もし、失敗をしても、他人のせいにはできないので、 「悩み」 は、さらに増えていきます。
この悩みの正体とは、 「自分の課題」 ではないでしょうか。
だから、苦しみながらも、自分の力で、これらの悩み (課題) を、乗り越えるうちに、やがて、人生が開けてきます。
実は、このプロセスを経る (自分の課題に真剣に取り組む) ことによって、人として、成長することができる からです。

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2つ目は、 「不自由ではあるが、楽な生き方」 。
この生き方を選ぶ人は、 「課題の分離」 ができていないため、自分の進むべき道を、周囲の人に決めてもらいます。
ただし、最終的に自ら決断して、周囲が望む道へ進んだ人は、1つ目の生き方に準じます。
そうではなく、 「周囲の人の期待を満たすこと」 を中心に、自分の道を選択した人が、この2つ目の生き方に該当します。

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すると、もし、失敗をしても、周囲のせいにするため、自分の責任として、自覚することができません。
さらに、自分の力で、困難を乗り越える習慣も身に付かないので、困難を避ける傾向が高まります。
その結果、人としての成長が止まり、反対に退行していく のではないでしょうか。
退行とは、 「子供のような未発達な状態に戻っていく」 という意味です。

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退行が進むと、自分への無力感が高まるため、さらに保護者を求め、周囲に嫌われまいとします。
できないことまで 「できる」 と約束したり、取れない責任まで引き受けるようになります。
ここまでくると、 「自分は一体、誰なのか」 「一体、誰の人生なのか」 が、わからない状態になっているかもしれません。
やがて、 嘘がばれ、信用を失い、自らの人生を、さらに苦しいもの にしてしまいます。

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「周囲の人に嫌われまい」 「周囲の人の期待を満たさなければならない」 。
このような思いが強いと、いつしか、自分自身を悪い方向へ追い込んでしまいます。
そうならないためにも、 「課題の分離」 を進め、自分の課題に対しては、自分で責任を負うことを、徹底しなければいけません。
「自分が、自分の人生を、好きに生きてはいけないという理由は、どこにもない」 と、この本にも、書かれています。

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