17.アドラーは「自分 と他人」の課題 を、分けて考えます

17.アドラーは「自分 と他人」の課題 を、分けて考えます

対人関係のトラブルの多くは、次の2つのことが原因で発生します。
① 自分が、他人の課題に土足で踏み込むこと
② 他人に、自分の課題に土足で踏み込まれること
だから、 「これは誰の問題なのか?」 という視点から、 「自分の課題」 と 「他人の課題」 を、分離させる 必要があります。

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それでは、どうすれば 「誰の課題か」 を、見分けることができるのでしょうか。
アドラー心理学では、きわめてシンプルな方法を用います。
「その選択によって、もたらされる最終結果を、引き受けるのは誰なのか?」 について、考えてみる ことです。
最終的に引き受けるのが、自分であれば 「自分の課題」 、他人であれば 「他人の課題」 、お互いであれば 「お互いの課題」 です。

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これにより「自分の課題」 と判明した場合は、全責任を負って、取り組む 必要があります。
もちろん、課題によって、重要さは異なりますが、いずれも責任は自分にあるということです。
また、ここで、他人の期待を満たそうとしてはいけません。
他人から過度な干渉を受けたり、他人に過大な援助を受けることも、避けなければいけません。

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逆に、 「他人の課題」 と判明した場合は、自分の課題ではないことを、自覚 しなければいけません。
相手の状況に介入したり、過度に注目することは、一切、やめることです。
ただし、 「もし、困ったときにはいつでも援助する」 というメッセージを送っておきましょう。
すると相手は、自分の課題として認識し、何をすべきかを、考えざるを得なくなるからです。

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それぞれの人に与えられた課題は、その人が成長するためにあるもの です。
その課題に対して、主体性を持って取り組めば、自身がレベルアップするため、その後は、同じような課題で悩むことが少なくなります。
なぜなら、事前に察知して、回避するようになるからです。
また、事前に準備して、そのような課題が起きないような状況を作り出すことも可能でしょう。

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だから、まずは、 「自分の課題」 と 「他人の課題」 を区別すること。
その結果を受けて、「他人の課題」 を、自分から切り離し、 「自分の課題」 に全力で取り組む。
この作業を行うだけで、人生は変わり始めると思います。
他人の課題まで抱え込む、重苦しい人生から解放され、きわめてシンプルな人生が開けてくることでしょう。

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