39.アドラー心理学・ありのままの自分を受け容れる   

39.アドラー心理学・ありのままの自分を受け容れる

アドラーは、 「①自己への執着」 を 「②他者への関心」 に切り替え、 「③共同体感覚」 を持つことが、重要 と述べています。
これに必要なのが、 「①自己受容」 「②他者信頼」 「③他者貢献」。
それぞれを、①②③どうしで、組み合わせると ・・・ 「①自己への執着」 を断つために、必要なのが 「①自己受容」。
さらに、 「②他者への関心」 のために、必要なのが 「②他者信頼」 、 「③共同体感覚」 のために、必要なのが 「③他者貢献」。

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今回は、1番目の「自己受容」です。
「①自己への執着」 を断つために、 「①自己受容」 が必要だとすると・・・
「自己への執着」 が強い人ほど、 「自己受容」ができていない (ありのままの自分を、受け容れていない) ことになります。
「自己受容」 の反対は、 「自己肯定」 ですが、それぞれの意味を確認してみましょう。

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「自己受容」 とは、自分のありのままの姿を認めた上で、向上を目指すものです。
「できない自分」 を、ありのままに受け入れ、できるようにするために、努力する。
60点の自分を、そのまま受け入れ、100点に近づくためには、どうすればよいのかを考える。
これは、自分に対して、正直な生き方になります。

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一方の 「自己肯定」 とは、自分のありのままの姿を否定して、向上を目指すものです。
できないことを 「自分はできる」 「私は強い」 と、自分に暗示をかける。
自分は60点なのに 「今回はたまたま運が悪かっただけで、本当の自分は100点を取れる」 と言い聞かせる。
これは、自分に対して嘘をつく、生き方になります。

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話を元に戻すと、自己への執着が強い人ほど、ありのままの自分を、受け容れられません。
つまり、人によく思われたい人ほど、 「自己肯定」 によって、現実とかけ離れた自分を、演じてしまいます。
さらに、それが本当の自分だと、自分に言い聞かせるため、本当の自分というものが、わからなくなってしまいます。
人間は、わからなくなると、不安になり、その不安が原因で、ますます、執着するという、悪循環に陥ります。

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逆に、自己への執着がなければ、自分から離れることができるため、ありのままの自分を見ることができます。
さらに、自己への執着がなければ、その、ありのままの自分を認める、つまり、受け容れることができます。
現実の自分にあった、改善点や、改善方法を、見出すことができるので、効率よく、成長する ことが可能になります。
自己への執着は、ありのままの自分を、 「見ること」 そして 「受け容れること」 の、妨げになるようです。

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