もくじ
37.自信を持つ方法 アドラー心理学
自信を持ってもらおうと、相手を誉めるってことがあるのです。 しかしていながら、アドラーは、人を誉めてはいけない、その為評価してはいけないと、述べさせているのです。 誉めるという行為は、縦の人間関係におきまして、能力がある者が、能力のない者に、下すものでしょう。
ということで、 人は誉められる度に、 「わたしには能力がない」 と、潜在意識に刷り込んでしまう 恐れがあることからなんです。 こいつを避けるためには、 「縦の関係」 でではなく、 「横の関係」 から、相手との付き合い方を見直す、必要があげられます。 横のつながりであれば、 「感謝」 「尊敬」 「喜び」 といいました、気持ちを、言葉で表現すべき です。 具体的には、 「ありがとう」 「うれしい」 「助かったよ」 などでしょうか。 大げさな言い方じゃなく、素直に、口にすることなのです。
人は、他者から 「感謝」 の言葉を受けたとき、 「貢献出来る存在」 としまして、 「自分には価値がある」 と、自覚することができます。 その 「自分には価値がある」 という自覚 (自信) こそが、人生に立ち向かう勇気を生む のです。 × 誉める → 相手は 「能力がない」 と潜在意識に刷り込む → 他人の評価をあてにする ◎ 感謝する → 相手は 「自分に価値がある」 と感じる → 人生に立ち向かう勇気を持つ 人生の中で 、「勇気」 が、必要とさせられるのは、特に、成人後ではないか。
未成年期は、敷かれたレールの上を、走ればよくなったのですけど、あとは、自分で、ぼくの人生を、切り開かなくてはなることはない からだ。 仕事のこと、結婚のこと、子どものこと、健康のこと、親のことなど。 これら、多くを、自分で決断しないそしたらならないため、必ず 「勇気」 が必要になるのでしょう。 ではさらに、自分に対し、 「価値がある」 「価値がない」 という思いは、最終的に、何が原因で決まるのだろうか。 このメカニズムにつきまして、この本には、こみたいに書いています。
劣等感とは、主観的な問題であって他人の評価によるものではないだろうかと。 ということで、 いくら、他人から高い評価を得ても、 「自分が自分のことをどう思われますのか」 で、決まってしまう のです。 世間的には、容姿端麗、成績優秀、名家出身、健康優良、な人た異なるんです。 でも、自己評価が低いと、自分自身に価値を見い出せず、勇気を持つことも、自信を持つこともできない。 こにみようかな人たちが、 本来の力を発揮してくれれば、本人や家族だけでなく、社会全体が豊かになるんです。 ですからには、目指すものを、 「他人の評価」 から、 「社会への貢献」 に、切り替えるべきではないでしょうか。
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